日本語における「手」を含む言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 10:12 UTC 版)
「手」の記事における「日本語における「手」を含む言葉」の解説
和語における「て」は古くから広い意味範囲をもって使われてきており、広辞苑では30を超える語義を示しているほどである。古く万葉集では「価」の字を「テ」と読む例があり、経済(その原初的形態としての交換行為)とのつながりが考えられる。 上手(かみて)・下手(しもて)といったように方角・方向を意味する用法もある。なお、上手(じょうず)・下手(へた)と読んだ場合には「ある行為・行動に対する習熟」の意となるように、手による動作が、次いで援用して手によらずともあらゆる動作・手段・方法、および、その行動の主体が広く「手」と呼ばれたのである。
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