日本要人の北マケドニア訪問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 16:42 UTC 版)
「日本と北マケドニアの関係」の記事における「日本要人の北マケドニア訪問」の解説
1994年の国交樹立後は総合外交政策局の局長であった柳井俊二を団長に外務省官僚や専門家で構成されていた旧ユーゴスラビア調査チームが北マケドニアへと派遣され、これが最初期の要人往来であった。 その後、1999年4月には第1次改造小渕内閣で外務大臣を務めた高村正彦が、同年12月には第2次改造小渕内閣で外務大臣を務めた河野洋平が立て続けに北マケドニアを訪問した。これが外務大臣として最初かつ2021年時点で最後の北マケドニア訪問であった。 2004年9月には第2次小泉内閣で外務大臣政務官だった荒井正吾が東欧諸国を歴訪し、ハンガリーやスロベニアと並んで北マケドニアを訪問している。2013年4月には第2次安倍内閣で外務大臣政務官を務めていた城内実がアルバニアやタジキスタンと並んで北マケドニアを訪問し、日本側は北マケドニアが欧州連合やNATOへの加盟を目指す立場であること、北マケドニア側は日本が国連安保理改革を推し進めたい立場であることを相互に支持し、さらには東京に在日北マケドニア大使館を立ち上げる意向が表明された。2014年2月には同じく第2次安倍内閣で外務大臣政務官を務めた牧野京夫がブルガリア、アルバニアと並び北マケドニアを訪問。この年は二国間外交関係樹立20周年であったことから北マケドニア首相であったニコラ・グルエフスキとの会談も実施され、さらなる両国関係強化を目指した書簡が交換された。 副大臣級の訪問としては、2017年9月に第4次安倍内閣で外務副大臣を務めた中根一幸が、在北マケドニア日本国大使館(当時は在マケドニア旧ユーゴスラビア共和国日本国大使館)の開館を契機として北マケドニアを訪れ北マケドニア大統領のジョルゲ・イヴァノフを表敬した。2019年6月には第4次安倍内閣 (第1次改造)で経済産業副大臣であった関芳弘が北マケドニアを訪れ、北マケドニア首相のゾラン・ザエフと会談したほか北マケドニア技術産業開発区を視察した。
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