日本国内での解釈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:50 UTC 版)
「ロープアクセス技術」の記事における「日本国内での解釈」の解説
日本国内では主にビルメンテナンスで使用されるブランコ作業を指す。 2016年1月1日(一部2016年7月1日)に施行された改正労働安全衛生規則(安衛則)では、安衛則第539条の2においてロープ高所作業を「高さが2メートル以上の箇所であつて作業床を設けることが困難なところにおいて、昇降器具を用いて、労働者が当該昇降器具により身体を保持しつつ行う作業(四十度未満の斜面における作業を除く。)」と定義し、身体保持器具を取り付けるメインロープおよび安全帯をつなぐためのライフラインとしてメインロープとは別のロープの設置を義務付けている。ただし、附則として、「ロープ高所作業のうち、ビルクリーニングの業務に係る作業又はのり面における石張り、芝張り、モルタルの吹付け等ののり面を保護するための工事に係る作業以外の作業」(橋梁、ダム、風力発電等の調査、点検、検査等を行う作業を含む)については、ディビエーションやリビレイによってロープの擦過を防ぐ場合に限り経過措置としてライフラインの設置は免除されている。
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