日本の平和の鐘の鋳造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:39 UTC 版)
「日本の平和の鐘」の記事における「日本の平和の鐘の鋳造」の解説
直径60cm、高さ1m、重さ116kgの青銅製の梵鐘。中に1951年の第6回パリ国際連合総会に出席していた60余カ国の代表者からの受け取ったコインや、ローマ法王ピオ12世から頂いた金貨9枚をはじめ、中川千代治が世界各地を回って自ら集めた各国のコインや、地元の宇和島市民、その他日本各地から集められた多くの古銭や硬貨、軍刀のつば、弾丸、銅章、各宗派のバッジ、銅板などが鋳込まれている。 正面に鋳込まれた「世界絶対平和萬歳」の文字は、世界が永遠(萬歳)に絶対平和であるようにという意味で、世界平和への強い想いが込められている。 鋳造は高松市の名門鋳造所、多田鋳造所の第14代多田丈之助が千代治の依頼を受けて請け負い、鐘楼は宇和島市の宮大工、大下林平が同じく千代治の依頼を受けて製造した。
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