日本のミニコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 08:04 UTC 版)
「ミニコンピュータ」の記事における「日本のミニコンピュータ」の解説
日本のメーカーにより製造された主なミニコンピュータ FACOM-230シリーズ, Aシリーズ (富士通) HITAC-10/20シリーズ (日立製作所) NEAC 3200シリーズ、MSシリーズ (日本電気)初期のMSシリーズ(1桁台、2桁台)は16ビットマシン、後期のシリーズ(3桁台、MS4100シリーズ)は32ビットマシンである。但し、1ワード16ビットのワードマシンである。 TOSBACシリーズ (東芝) MELCOMシリーズ (三菱電機) OKITACシリーズ (沖電気) MACC-7 (松下通信工業。後のパナソニック モバイルコミュニケーションズ) 「…AC」、「…COM」と付く名前が多いが、「AC」は「Automatic Computer」、「COM」は「COMputer」に由来している。メインフレームの名前を引き継いだものも多い。 日本のミニコンピュータは、事務処理用として大型機や小型機が提供され、大型制御用は米英国と提携してライセンス生産などを行なっていた。しかし匹敵する小型の制御用は無く、米国製を輸入して利用されていたPDP-8を、各社とも寸法や必要機能を参考に作っていった。技術的には大きな困難はなくその後の工場プラント等の自動化に広く貢献した。その後マイクロコンピュータへと世界的に移って行った。
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