日向の祠堂の習俗
名称: | 日向の祠堂の習俗 |
ふりがな: | ひゅうがのしどうのしゅうぞく |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | |
選択年月日: | 1982.12.21(昭和57.12.21) |
都道府県(列記): | 宮崎県 |
市区町村(列記): | |
代表都道府県: | 宮崎県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 日向の山間地方には今日でも御堂、チャヤ(茶堂)、観音堂、大師堂、薬師堂、霧島様などと呼ばれる吹き抜けや三方を板囲いした簡素な堂が広く分布している。これらは旧道に沿って建つものが少なくなく、弘法大師像、薬師如来像、阿弥陀如来像、霧島様などを安置する。かつては村人たちによって日常の社交、親睦の場として利用されたり、講員によって大師祭が執行されて道行く人にお茶の振舞いがなされたりして信仰の場となってきた。この地方の祠堂の習俗は庶民信仰を知る上で貴重なものであるが今日では社会の変化に伴って衰滅しつつあるので記録保存しようとするものである。 祠堂の習俗と同系のものは、昭和五十二年の土佐の茶堂の習俗ほか四件が選択済みである。 |
祭礼(信仰): | 房総のお浜降り習俗 播磨総社一ツ山・三ツ山神事 日向の弥五郎人形行事 日向の祠堂の習俗 日向南郷神門神社・木城比木神社の師走祭り 日立風流物 最上地方の山の神の勧進 |
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