新庁舎整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:46 UTC 版)
2011年の東日本大震災発生に伴い市役所庁舎の耐震調査を実施した結果、震度6強で倒壊する恐れがあるという診断が出された。そのため、「現庁舎の改修」か「新庁舎の建設」の両面で検討した結果、「新庁舎建設」の方針が決定し、2016年秋開庁を目標に2014年4月に入札を実施したが、2020年に開催される東京オリンピック建設による建設費高騰などの影響により、入札業者が現れなかった。その際、プレハブ小屋を仮設庁舎とする報道がなされたが、実施されることはなく、「現行案」、「縮小案」、「先送り案」の3案を提示し、コストの面などから「先送り案」に決定した。 現庁舎は、耐震性に問題があり老朽化も進んでいるため使用することはできず、仮庁舎への移転が決定した。仮庁舎案としては現在地に軽量鉄骨を造る案と民間施設利用の2案が提案され、コストの面や移転の早さなどに鑑み、アクア木更津(現スパークルシティ木更津)およびイオンタウン木更津朝日の民間施設2施設を利用する方針に決定した。2015年9月24日以降、駅前庁舎(富士見一丁目、アクア木更津の7階と8階)と朝日庁舎(朝日三丁目、イオンタウン木更津朝日の2階)の2庁舎態勢となっている。 2016年12月から旧潮見庁舎と第二庁舎は解体工事が行われている。工期は2017年12月まで。その後新庁舎は2020年以降に建設される見込みである。
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