新型コロナウイルス感染拡大に伴うレギュレーション変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:53 UTC 版)
「2020年のJリーグカップ」の記事における「新型コロナウイルス感染拡大に伴うレギュレーション変更」の解説
第1節が行われた後の2月24日に示された新型コロナウイルス感染拡大についての国の専門家会議の見解 を受け、チェアマン権限により2月26日開催予定だったグループステージ第2節7試合の延期を決定。2月25日午後に行われた理事会で3月15日まで開催予定のJリーグ全公式戦(ルヴァンカップはグループステージ第2節・第3節の全試合)が開催延期となった。3月25日、グループステージ第4節-第6節の開催延期が決定。さらに4月8日、ルヴァンカッププレーオフステージ第1戦の開催延期が決定した。 このようにリーグ戦を含めた大会日程が大幅にずれ込んだことを踏まえ、2020年6月5日に開催された臨時理事会において、大会方式を以下の通り変更することが決定された。 すべての試合でU-21先発ルール(2020年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1人以上先発に含める)を適用しない。 グループステージは、組み合わせを当初通りとした上で、今までの「2回戦総当たり」(各クラブ6試合)から「1回戦総当たり」(各クラブ3試合)に変更する。グループステージ第1節の結果はそのまま有効とする。 J2から参加していた松本山雅FCは第2節以降試合を行なわず(得失点差0の不戦敗扱い)、グループBで松本と第2節以降対戦予定だったベガルタ仙台と浦和レッズには全日程終了後に勝ち点3を加算してグループ内およびグループ間の順位を決定する。 プレーオフステージを取りやめ、各グループステージの最上位クラブ+2位クラブの内最上位クラブ (計5クラブ) がプライムステージに進出。 プライムステージはグループステージを勝ち上がった5クラブと、ACL参加の3クラブを加えた8クラブで1回戦制のノックアウトトーナメントを戦う。またプライムステージでは決勝戦を除き延長戦は実施しない(90分で同点の場合はPK戦により決着をつける)。組み合わせ抽選は2020年8月13日に開催された。プライムステージ進出クラブ代表によるオープンドロー(公開抽選)により行われるのは例年と同様だが、この年は各チームの代表がWeb会議システムで参加した上で、Jリーグ公式YouTubeチャンネル「JリーグTV」で生配信された。参加選手は、大島僚太(川崎)、都倉賢(C大阪)、進藤亮佑(札幌)、呉屋大翔(柏)、米本拓司(名古屋)、松田詠太郎(横浜FM)、古橋亨梧(神戸)、内田宅哉(FC東京)。
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