新任DJ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:04 UTC 版)
「グッドモーニング, ベトナム」の記事における「新任DJ」の解説
1965年、アメリカは「反共の南ベトナムへの支援」を名目にベトナムに兵を送り込み続け、戦況は拡大の一途を辿り、サイゴン市内でもベトコンによるテロが頻発するようになっていた。その様な状況下で、軍サイゴン放送局の局長・テイラー准将は、兵の士気高揚のため、クレタ島から一人の人気DJを呼び寄せる。エイドリアン・クロンナウア空軍上等兵(ロビン・ウィリアムズ)である。ユナイテッド航空のダグラス DC-8で到着したクロンナウアは、陽気なガーリック(フォレスト・ウィテカー)に迎えられタンソンニャット空軍基地から局へと向かうが、さっそく現地のアオザイの女性に目を奪われる。 局へ着いたクロンナウアは軍指定の推薦曲を無視し、「グーッモーニン、ヴィエットナーム!」のシャウトと共に、マシンガントークとロックンロールで放送を始める。ギャグ・ジョーク・皮肉・物真似満載のDJトークは、ガーリックやドライウィッツ(ロバート・ウール)、ラジオ局内、戦場の兵達に熱烈な支持を受ける。しかし、上官二人――ギャグのセンスがズレているホーク少尉(ブルーノ・カービー)と、上司で軍規を重視する元特殊部隊隊長のディッカーソン曹長(J・T・ウォルシュ)――は、それを苦々しく感じていた。
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