料金体系とライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/28 13:04 UTC 版)
URGEの料金体系は1曲のダウンロードに$0.99を支払う従量制課金と、月額$9.95 (All Access) または$14.95 (All Access To Go) を支払う定額課金の購読コースが用意されていた。All Access では楽曲をダウンロードしたパソコンでのみ再生できたのに対し、All Access To Go ではダウンロードした楽曲を PlayForSure 対応のポータブル機器にコピーして楽しむことができた。ただし、アップルの iPod はもちろん、マイクロソフトの Zune も対応機器ではなかった。 URGEでダウンロードする楽曲はマイクロソフトのデジタル著作権管理技術である Windows Media DRM で保護されており、ダウンロードしたファイルは毎月ライセンスを更新する必要があった。従量制の$0.99で購入した楽曲は無制限で Windows Media Audio (WMA) に対応したポータブル機器にコピーして再生でき、再生可能期間も無期限であるのに対して、定額購読でダウンロードしたファイルはCDなどに焼くことができず、さらに購読期間を過ぎると再生もできなくなる仕組みであった。また、All Access To Go では楽曲をコピーして再生できる機器の数に制限が設けられていた。ユーザが機器を変更することはできたが、パソコンとポータブル機器で30日ごとに各1回と限定されていた。 WMP11でのURGEサービス終了後は、それまでにダウンロードした楽曲ファイルを何らかの理由で失ってしまった(たとえばパソコンを買い替えた、誤って消してしまった、など)場合は、ライセンスが失われてしまうだけとなる。
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