料金不要特急専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:27 UTC 版)
阪急電鉄、山陽電気鉄道、西日本鉄道など、競合するJRなどに対抗するための列車として「特急」を運行している場合には、その他の電車に比して車内設備・高速性能が良いものを保有している場合がある。大部分の車両がクロスシート車となっている。このうち特に西鉄8000形電車(2017年に運用終了・引退)は有料特急に匹敵する居住性を有し、一部の運行の合間に他の種別で運転される例外を除き、特急以外に使用されることがなかった。ただし、これらの車両も通勤形車両や近郊形車両の一種として扱われることもある。 「急行形車両#優等列車向けの車内設備を持つもの」も参照 ただし、専用車両を有する会社でも絶対数が限られるため、ラッシュ時間帯などには通勤形の一般車(ロングシート車。以下「一般車」)が使用される場合もあり、必ずしも特急専用車で運転されるわけではない。 なお、一般車でありながら基本的に特急専用で充てる車両もあり、京成電鉄がアクセス特急用に導入した京成3050形電車・3150形電車がある。 西鉄8000系は特急専用ながらも特別料金の設定がされなかった
※この「料金不要特急専用車両」の解説は、「特急形車両」の解説の一部です。
「料金不要特急専用車両」を含む「特急形車両」の記事については、「特急形車両」の概要を参照ください。
- 料金不要特急専用車両のページへのリンク