文献上の記載とは? わかりやすく解説

文献上の記載

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 03:10 UTC 版)

下毛野氏」の記事における「文献上の記載」の解説

『日本書紀』には第10代崇神天皇皇子豊城命(豊城入彦命/豊木入日子命)に東国統治命じた記載するが、その豊城命について「上毛野君下毛野君の祖」であると付記している。なお豊城入彦命がそれらの祖である旨は、『古事記』にも記されている。 平安時代初期弘仁6年815年)『新撰姓氏録』には下毛野朝臣について「崇神天皇皇子豊城入彦命の後」と記載されており、豊城入彦命後裔であることが公称されていた。なお『新撰姓氏録』に見られるように豊城入彦命後裔称する氏族は他にも多くあるが、中でも下毛野朝臣のほか上毛野朝臣大野朝臣池田朝臣佐味朝臣、車持朝臣の6氏族は「東国六腹朝臣」と総称され、ともに毛野地域群馬県栃木県南西部出身出自同じくするという。 『続日本紀』には慶雲4年707年)に下毛野石代が姓を「下毛野朝臣」から「下毛野川内朝臣」に変えたという記載があり、下野国河内郡との関係が指摘されている。 また疑いも多いが、『先代旧事本紀』「国造本紀」では、仁徳天皇御世豊城四世孫の奈良別初め下毛野国造任じられたと記されている。奈良別については「六世孫の下毛奈良」と記載する文献もあり、下毛野氏一族とも推定されている。

※この「文献上の記載」の解説は、「下毛野氏」の解説の一部です。
「文献上の記載」を含む「下毛野氏」の記事については、「下毛野氏」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「文献上の記載」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「文献上の記載」の関連用語

文献上の記載のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



文献上の記載のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの下毛野氏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS