文字列の描画とは? わかりやすく解説

文字列の描画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 13:13 UTC 版)

OpenGL」の記事における「文字列の描画」の解説

OpenGL単体では、Windows GDICore Graphicsのような高レベル文字列描画API用意されていない ため、あらかじめ文字描画されテクスチャを(画像ファイルから読み込むなどして)利用するか、プラットフォーム依存高レベルAPI例えWindows場合はwglUseFontOutlines()関数 など)と連携する必要があるクロスプラットフォームのユーティリティライブラリであるGLUTなどを使用すると、文字文字列描画することができるが、その機能はごく限られており、あくまでデバッグ用途など簡易的サポートにとどまる)。NVIDIA拡張としてはGL_NV_Path_Rendering が存在し高レベルプリミティブ描画GPUアクセラレーションフォントサポートするが、標準化はされていない。 なお、Direct3D同様に文字列描画弱点であるが、Direct3D 10.1以降ではDirect2DDirectWriteといった複雑な2D描画文字列描画特化した高レベル派生APIおよびDirect3Dとの相互運用連携機能整備されている。また、WPFではハードウェアに応じてDirect3D使用されるが、Direct2D/DirectWriteのようにAPI高レベル抽象化されており、複雑な2D描画文字列描画にはDirect3DOpenGL直接使用するよりも向いている。

※この「文字列の描画」の解説は、「OpenGL」の解説の一部です。
「文字列の描画」を含む「OpenGL」の記事については、「OpenGL」の概要を参照ください。

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