文字入力インタフェース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:32 UTC 版)
コンソールやテキストエディタといった文字入力インタフェースにおけるカーソルは、次に入力される文字がテキスト中のどこに追加されるかを示す。古くから見られる形式では、塗りつぶされた四角形または下線として表示される。目立たせるために点滅させる場合も多い。点滅するカーソルは1968年にチャールズ・A・キーズリングによって発明された。また、挿入モードでは下線で上書きモードでは四角形など、カーソルの形状を使ってモード切替を利用者に伝えるシステムもある。 近年のビットマップによる画面表示では、文字の間に表示される縦線あるいはキャレット等でカーソルを表示する場合も多い。こうすることで文字間への「挿入」をより直接的に表現できるようになり、またプロポーショナルフォントでもカーソル形状の変化を抑えることができる。反面、四角形のカーソルに比べて画面上で目立ちにくくなるという欠点もある。
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