文字以外の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 03:30 UTC 版)
文字でなくても悪筆はあり得る。たとえば楽譜について、岩城宏之はベートーヴェンの自筆の楽譜が汚いことを述べている。彼はいわゆる第九のある箇所の標記について疑問を持ち、自筆の楽譜の写真版に当たった結果、おそらくフェルマータがディミヌエンドに読み間違えられたものと判断した。同様にシューベルトの場合、アクセントとディミヌエンドが混同されやすいという。手書き原稿の汚い作曲家としてはベートーヴェンとモーツァルトが両巨頭であるという。
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