整合的なアセスメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 08:57 UTC 版)
信念を所与として戦略が合理的であるということの形式的な定義は単純である。各情報集合において戦略が期待利得を最大化しているということである。また、戦略を所与として正確率で到達しうる情報集合について、合理的な信念とはどのようなものかということの定義も、難しくない。そこに到達したという条件つきでの、情報集合のノードの上の条件つき確率分布に、信念がなっているべきということである。このことにはベイズルールの適用と必要とする。 戦略を所与として、到達する確率が 0 であるような情報集合において、合理的な信念とはどういうものかを定義することは、決して容易ではない。実際、このことがクレプスとウィルソンの主要な概念的貢献である。彼らの整合性の要請は次のとおりである:(均衡) アセスメントは、完全混合戦略プロファイルと、それに伴う上の意味での合理的信念との列の極限になっていなければならない。
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