敬神生活の綱領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:32 UTC 版)
「神社本庁憲章」以前、神社本庁の実践的精神を示すものとして、昭和31年(1956年)に制定されたのが「敬神生活の綱領」である。 神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ 道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。ここにこの綱領をかかげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。一 神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと一 世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと 一 大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること 神社本庁には成文化された教義はないが、『神社本庁憲章の解説』によれば神社本庁は「神社本庁憲章」と「敬神生活の綱領」を以てその設立及び活動の精神としている。
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