故障による引退騒動と奇跡的復活とは? わかりやすく解説

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故障による引退騒動と奇跡的復活

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:26 UTC 版)

シンボリルドルフ」の記事における「故障による引退騒動と奇跡的復活」の解説

宝塚記念直前故障したルドルフだったが、その後回復ぶりは芳しくないのだったその段階で、すでにシンザンと並ぶ五冠馬となっていたルドルフ引退噂されるようになり、7月10日にはそれを裏付けるように「体調不十分による欧州遠征中止、そして同時に引退する」との和田談話発表された。当時ルドルフ遠征予定合わせ、先だって欧州修行出ていた岡部は、発表翌日にその報を聞きひどく落胆したという。原因不明筋肉痛苦しんでいたルドルフ対し和田再度引退宣言出しながらもなんとか復帰できないか治療続けていた(これに対し岡部は「シンザンを越す六冠をルドルフ取らせたと言う野心カケラみじんもなかったとは断言できないだろう」と語っている)。そして、夏のある日牧場で「イチバチかの大バクチ」と祈る思いでやった笹針治療功を奏しルドルフ体調回復向かい和田引退宣言撤回する。しかし、そのような状態でぶっつけ挑んだ天皇賞はとても万全の状態と言えず、ギャロップダイナ惜敗。それでも管理する野平は「競馬絶対はないと言うが、ルドルフ例外彼に絶対があるんです」と言いきった。また、オーナーである和田滞在していたシャンティイからの外電で「こういうこともあるんだよ。負けるのがイヤなら使わなきゃいいんだもの。ちょっとカイ食い落ちたと(日本スタッフは)言っていたけど。今度ジャパンカップ)は気楽にいけるさ」との談話残した。そして、その言葉通り、続くジャパンカップ有馬記念快勝した

※この「故障による引退騒動と奇跡的復活」の解説は、「シンボリルドルフ」の解説の一部です。
「故障による引退騒動と奇跡的復活」を含む「シンボリルドルフ」の記事については、「シンボリルドルフ」の概要を参照ください。

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