故障に対する強さ・対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:04 UTC 版)
MLBに移籍して以降は大きな怪我が1度もなかった。故障者リストに入ったのは第2回WBCの疲労で胃潰瘍になった2009年の開幕時の1度のみであり、主力として活躍した2013年までにおいては毎年平均で約159試合に出場した。 イチローは怪我予防の意識が強く、起床から就寝までほぼ同じ行動パターンを繰り返しており、球場入りの時刻や練習の手順まで乱れず行動を一定化している。また、筋肉が非常に柔らかく、体の柔らかさを高める運動を重視すると共に、クラブハウスでも「ソファに長く座ると腰に負担がかかる」として、他の選手がソファに座る中でも、自身はパイプ椅子を使用し、また「スパイクを履いたままで階段を使用すると滑って捻挫の危険性がある」として必ずスロープを使用する、怪我しやすいヘッドスライディングをしないといった対策を常に立てている。 他にも衝撃緩和のため「力を抜く」ということ(イチローはサヨナラゲームでチームメイトが騒いでいる時でも、誰かにぶつかられても衝撃を緩和させるように対策をとっている)や、早く練習を始めて体を多く動かすこと、滑りやすい場所では細心の注意を払うなどしている。
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