放送技術系
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「NHK放送技術研究所」の記事における「放送技術系」の解説
バーチャルスタジオ(一部のニュース番組や教養番組で採用) クロマキー合成技術に、コンピュータクロマキー合成技術を開発することによって、コンピュータグラフィック素材や資料映像と生映像を組み合わせた放送を実現。 アインシュタイン・プロジェクト(「NHKスペシャル・アインシュタインロマン」以降採用) 放送技術研究所と建設会社コンピュータ部門(清水建設)、シリコングラフィックス社などの共同開発プロジェクトによって、「ハイビジョン」クオリティのコンピュータ動画像映像開発プラットホームを開発。 超高感度カメラ(「NHKスペシャル・銀河宇宙オデッセイ」以降採用) 放送機材メーカ及び浜松ホトニクス等と共同開発された「スーパーハープ管」・「ウルトラハープ管」によって、天体望遠鏡や望遠レンズに装着されたTVカメラに内蔵することで、暗視野環境での動画撮影が行えるようになった。初めての実践利用は、函館空港で起きた「全日空857便ハイジャック事件」であった。添付画像のモデルは新潟県中越地震において、土砂崩れの現場で埋まった車から男児が救出された状況の生中継に使われたものの同機種。感度の基本性能は20lx/F5.6、最低被写体照度は0.08lx(電気ゲインアップ+30dB、4秒の蓄積増感時0.0004lx/F1.6)という超高感度を誇る。 高信頼性ハイビジョンカメラ(宇宙航空研究開発機構のセレーネプロジェクト関連) 人工衛星に直接搭載できる、史上初のハイビジョンカメラ。放送機器メーカーとの共同開発。 HARP管 スーパーHARP管を搭載した超高感度ハイビジョンカメラ(日立SK-H5000) 月周回衛星「かぐや(SELENE)」に搭載されたハイビジョンシステム(レプリカ)
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