放送授業の進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 16:27 UTC 版)
放送授業における最大の難しい点は、質問や疑問がある時に相談を受けられない事である。そのため、通信制高校や通信制大学では、各地に設置した学習センターで行われるスクーリング(面接授業)などで講師に質問するような学習をサポートする仕組みになっている。しかし、通信制の学校の場合は、通学の学校と比べると進級・卒業が難しいという問題点もある。 従来のテレビやラジオの放送を利用した一方向の放送授業に変わって、2010年代以降からインターネットの技術の発展により「ネット授業」と呼ばれる新しい形態の放送授業が普及してきている。通信制大学や通信制高校の学校通信教育だけでなく大学受験予備校などでも利用されている。通信制大学や通信制高校では、放送授業やネット授業についての質問や疑問をEメールやオンラインで行うなど双方向で学習をサポートする仕組みになってきている。
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