揺れによる被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:19 UTC 版)
島の東部にある奥尻地区では、地震直後に崖崩れが発生、直下にあったホテル洋々荘・森川食堂などが土砂により倒壊し、宿泊客と従業員41名のうち、28名が死亡した。その他数か所で崖崩れが発生し、道道奥尻島線などが一時通行不能となった。フェリーターミナルの方を迂回するしか方法はなかった。 震度計が設置されていなかったことなどから、正式な震度については発表されていない。そのため、推定最大震度は6(北海道本土では最大で5を観測)となった。ただし、青苗地区のみを対象とした実地検分(気象庁職員が実際に現地を視察し、震度5・6を観測した地点で、家屋倒壊が一定の基準を満たすかどうかについての検査)を行えば、震度7となっていた可能性が高い。
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