排気量
総排気量ともいわれ、エンジンが一度に吸い込める混合気の体積のこと。吸い込める量が多ければ多いほど爆発は強くなり、大きな力が生まれる。
たとえば、注射器をイメージするとわかりやすい。大きい注射器であればたくさん吸い込め、小さければその逆になる。しかし、たとえ小さい注射器でも本数を増やせば、すべての総量を増やすことができるのだ。
400cc、750ccなどといわれるのが、この排気量。単位はペットボトルでもおなじみの「cc」(またはml)なので、だいたいの大きさは把握できるだろう。ただ注意したいのは、多気筒の場合。たとえば400ccで4気筒なら、1気筒あたり100ccの大きさということ。1気筒あたりの排気量は大きい方が力を出しやすいがその分、部品が大きく(重く)なって各部の負担も増える。小さい方が負担が少なく壊れにくい傾向にあるため。単気筒エンジンはどんなに大きくても800ccぐらいに抑えられている。
詳細に説明をすれば、排気量とはシリンダー内でピストンが往復するところの体積となり、その上下運動の距離(ストローク)とピストンの表面積から、簡単に計算することができる。表面積はピストンの半径(ボアの半分)から求めることができ、ストロークと一緒にスペック表に記載されている。計算式は、(ボア[cm]÷2)の2乗×円周率×ストローク[cm]×気筒数=総排気量となる。
【関連用語】混合気 シリンダー
たとえば、注射器をイメージするとわかりやすい。大きい注射器であればたくさん吸い込め、小さければその逆になる。しかし、たとえ小さい注射器でも本数を増やせば、すべての総量を増やすことができるのだ。
400cc、750ccなどといわれるのが、この排気量。単位はペットボトルでもおなじみの「cc」(またはml)なので、だいたいの大きさは把握できるだろう。ただ注意したいのは、多気筒の場合。たとえば400ccで4気筒なら、1気筒あたり100ccの大きさということ。1気筒あたりの排気量は大きい方が力を出しやすいがその分、部品が大きく(重く)なって各部の負担も増える。小さい方が負担が少なく壊れにくい傾向にあるため。単気筒エンジンはどんなに大きくても800ccぐらいに抑えられている。
詳細に説明をすれば、排気量とはシリンダー内でピストンが往復するところの体積となり、その上下運動の距離(ストローク)とピストンの表面積から、簡単に計算することができる。表面積はピストンの半径(ボアの半分)から求めることができ、ストロークと一緒にスペック表に記載されている。計算式は、(ボア[cm]÷2)の2乗×円周率×ストローク[cm]×気筒数=総排気量となる。
【関連用語】混合気 シリンダー
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