持久走とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 02:38 UTC 版)
持久走とは70%ぐらいの力で5~30分間走ることである。学校現場では全力で走り競争を伴う長距離走と混同されていることが多い。長い距離を走ることは文科省の学習指導要領(小学校)では長距離走ではなく持久走として扱うこととしている。 日本の小・中・高等学校ではしばしば持久走大会(もしくはマラソン大会)が行われる。多くの学校では、秋から冬に「耐寒訓練」として行われ、大会の前には朝の授業前、休憩時間や放課後に練習を行ったり、体育の授業でも持久走を行い、タイムを計測する(コースの下見のみでタイムを計測しないところもある)。また、学校によっては運動会(体育祭)で行うところや、学期ごとに行う(年2回または3回)ところもある。 距離は小学校の場合400メートルから2キロメートル程度で、学年に応じて距離が長くなる。中学・高校では学年や性別によって異なるが、2キロメートルから10キロメートルぐらいが一般的である。オリンピックでは5000メートルと10000メートルが長距離に分類されている。 また持久走大会ではなく強歩大会が行なわれている学校もある。多くの学校では、コースは学校外の道路だが、一部の学校では学校のグラウンドを使うところもある。
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