持仏堂の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/20 14:19 UTC 版)
持仏堂の著名な例には次のようなものがある。 興福寺 - 藤原鎌足が病気快癒を願って維摩詰像を作り、家中に堂を建てて山階精舎・陶原精舎をしたのがその始まりであり、持仏堂から発展した寺院とみることもできる。 平等院 - 『長秋記』は本堂のほかに持仏堂を記している。 阿閦寺 - 石上宅嗣が邸宅を寺院としたものだが、厳密には阿閦如来像を安置した持仏堂である。 安楽行院 - 藤原基頼の持仏堂である持明院が基となったと言われる。 慈照寺 - 東求堂は足利義政の持仏堂である。
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