維摩居士とは? わかりやすく解説

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維摩居士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:51 UTC 版)

維摩居士(ゆいまこじ、Skt:Vimala-kīrti、ヴィマラ・キールティ、音写:毘摩羅詰、維摩詰、漢訳:浄名(旧訳)、無垢称(新訳)、生没年未詳)は、古代インドの商人で、釈迦の在家の弟子(居士とは在家の弟子のこと)。


出典

  1. ^ 平凡社マイペディア』、小学館『デジタル大辞泉』
  2. ^ 大般涅槃經卷第一「受持五戒威儀具足其名曰威徳無垢稱王優婆塞」

注釈

  1. ^ から発する仏道に背くこと
  2. ^ なお「行ず」という訳には異論もある。1999年、『維摩経』のサンスクリット原典がチベットで発見された。これによれば、漢訳『維摩経』「若菩薩非道、是為通達仏道」の「行」「非道」「通達」に当たるサンスクリット原典の単語は、すべて「行く」という意味の動詞(√gam)の派生語であることが判明した。これにより、「非道を行ず」でなく「非道を行く」と読み下すべきであるという指摘がある(植木雅俊訳『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』第8章注58)。この場合、「非道を行う」というより「道を外れた進路を進む」という意味となる(植木雅俊『今を生きるための仏教100話』pp.330-331)。
  3. ^ 無間地獄に入るべき五つの罪悪
  4. ^ 悩みと瞋り
  5. ^ 女奴隷
  6. ^ 色声香味触


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