抗インフルエンザウイルス薬の備蓄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 04:26 UTC 版)
「新型インフルエンザ」の記事における「抗インフルエンザウイルス薬の備蓄」の解説
2005(平成17)年度、抗インフルエンザウイルス薬(オセルタミビル(タミフル)のみ)の備蓄を開始(国民の23%に相当する量) 2008(平成20)年度、タミフル耐性ウイルス出現の懸念からザナミビル(リレンザ)を追加し、備蓄目標を国民の45%に相当する量へ引き上げ。5,861万人分とし、うち流通備蓄分400万人分を除き、国と都道府県で備蓄することを規定 2012(平成24)年度、備蓄薬のリレンザの割合を2割に引き上げ、備蓄目標を国民の45%に相当する5,700万人分とし、うち流通備蓄分400万人分を除き、国と都道府県で均等に備蓄することを規定 2015(平成27)年度、備蓄薬の期限切れが近いことから再検討を開始し、備蓄目標を国民の45%に相当する5,650万人分とし、うち流通備蓄分1,000万人分を除き、国と都道府県で均等に備蓄することを規定し、備蓄薬にタミフル・ドライシロップを迅速に加えること、ラピアクタは優先的に備蓄すること、イナビルは既存の備蓄薬の期限切れ時に備蓄することとした 2017年3月9日、厚生労働省は、新型インフルエンザの流行に備えファビピラビル錠(アビガン)を備蓄することを決め、本年度3万人分を発注する随意契約を同月30日に結ぶ方針であることを発表した
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