批評と実際の売り上げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 16:11 UTC 版)
「フリントストーン/モダン石器時代」の記事における「批評と実際の売り上げ」の解説
批評家のこの映画に対する批評は散々だった。Rotten Tomatoesでは"Rotten"という評価をつけ、39のレビューのうち、18%にあたる7のレビューが "fresh"、つまりよい評価をした(なお、平均は10点満点中3.6)。 Metacriticにおいては、平均点数が100点中38点という低評価であった。Siskel and Ebertに至っては、親指を下げたマーク2つ分だった。 このような結果になった原因の一つにキャラクターの見た目がファンや批評家にとって不快な印象を与えやすかったことがある。たとえば、エリザベス・テイラーが演じたウィルマの母は、原作のキャラクターに合っていたとはいえなかった。グッドマン演じるフレッドはイメージに合っていたため、特に際立ってしまったといえよう。テイラーはグッドマンと並ぶと小さく見えてしまっていた。 また、ロージー・オドネルの演じたベティも原作ほどスレンダーではなく、オドネルはゴールデンラズベリー賞最低助演女優賞を受賞してしまった。 批評面では悪かったこの映画は、北米で1億3000万ドル(2960万ドルはメモリアルデイ・ウィーク)を売り上げ、世界で約3億4000万ドルの売り上げだった。DVD市場でもヒットし、NetflixによるとレンタルDVD史上、トップ100に入るレンタル数とのこと。
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