打ち上げ事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:20 UTC 版)
1995年1月26日、西昌衛星発射センターより打ち上げられた長征2E型が打ち上げ直後に爆発し、20人以上の死者を出す事故が発生した。 1996年2月14日、インテルサット708を搭載し西昌衛星発射センターより打ち上げられた長征3B型1号機が打ち上げ直後にコントロールを失い、近くの村に落下する事故が発生した。死亡者は6名、負傷者は57名。 2009年8月31日18時28分、四川省の西昌衛星発射センターからインドネシアの通信会社インドサット社の通信衛星パラパDを載せた長征3号Bロケットを打ち上げた際、第3段の再着火時のトラブルにより所定の軌道への投入に失敗した。だが、衛星側のエンジンを使うことでパラパDは3日後には自力で予定の静止トランスファ軌道(GTO)高度に到達し、10日後には予定された静止軌道にあることが発表された。ただし、軌道投入のために燃料を予定より消費したことで静止衛星としての寿命が短くなったと見込まれる。
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