戦車怪獣 恐竜戦車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「戦車怪獣 恐竜戦車」の解説
第28話「700キロを突っ走れ!」に登場。 後ろ足が戦車のキャタピラになっているサイボーグ怪獣。劇中では、キリヤマ隊長らに「恐竜タンク」と呼ばれる。 キル星人が高性能爆薬スパイナーの運搬の妨害に失敗したため、スパイナーの実験の妨害に実験場の砂山から出現する。登場時より口にスパイナーをくわえており、うかつに手が出せないウルトラセブンの左手を戦車で轢く。両眼から発射するレーザー光線と強靭な尻尾、3門の砲身から発射する砲弾、戦車ならではの重量と突進力など、攻撃力は非常に高い。最後はスパイナーの上を通過した際にセブンがスパイナーに向けてウルトラショットを発射し、その爆発に巻き込まれて粉々になる。 スーツアクター:鈴木邦夫 台座となっている戦車部分は、映画『大巨獣ガッパ』で使用された61式戦車の模型を日活撮影所から借用し、改造流用したもの。また、装甲板のディテールにはダイヤブロックが使用されていた。 恐竜部分の着ぐるみは後にリッガーへ改造された。 第28話監督の満田かずほはキャタピラ音を活かした方が迫力があると考え、セブンとの戦闘シーンではBGMを排している。 『ウルトラファイト』では「恐竜タンク」と呼ばれており、関連書籍でも「恐竜戦車(きょうりゅうタンク)」と記載しているものがある。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、キル星人が地球上に生息していた恐竜を改造したものと推測している。
※この「戦車怪獣 恐竜戦車」の解説は、「ウルトラセブンの登場怪獣」の解説の一部です。
「戦車怪獣 恐竜戦車」を含む「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事については、「ウルトラセブンの登場怪獣」の概要を参照ください。
- 戦車怪獣 恐竜戦車のページへのリンク