戦法の特徴とは? わかりやすく解説

戦法の特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 03:33 UTC 版)

2手目△3二飛」の記事における「戦法の特徴」の解説

持ち駒 なし ▲持ち駒 なし図1 2手目△3二飛の基本形持ち駒 角 ▲持ち駒 なし図2 2手目△3二飛戦法進行ウィキブックス将棋/▲7六歩/△3二飛関連解説書教科書あります先手初手▲7六歩とした後、後手石田流目指し場合従来は2手目で△3四歩とし、以降▲2六歩、△3五歩と進むが、研究進んだ結果後手作戦負けをすることが多かった。そこで後手が2手目で3筋に飛車振り石田流目指す指し方創案された(図1)。以降、▲2六歩、△6二玉、▲2五歩、△3四歩と進む。その局面先手は▲2二角成△同銀の角交換から▲6五角打ち(図2)馬を作ることが可能であり、従来はそれで後手不利とされていたが、研究の結果後手指せることが分かり2手目3二飛新たな指し方としてプロ注目されることとなった先手側の対策としては3手目に▲9六歩と突くというものがあり、△9四歩との交換後手少し苦しいとの判断定説である。後手としては先手に▲9五歩と位を取らせることを許す展開となる。また、3手目に▲7七角指し相振り飛車目指す対策もある。久保利明によると、2011年時点で「先手簡単によくなる順はない」という。

※この「戦法の特徴」の解説は、「2手目△3二飛」の解説の一部です。
「戦法の特徴」を含む「2手目△3二飛」の記事については、「2手目△3二飛」の概要を参照ください。

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