戦後の推移と近鉄への統合とは? わかりやすく解説

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戦後の推移と近鉄への統合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 16:42 UTC 版)

大和鉄道」の記事における「戦後の推移と近鉄への統合」の解説

戦後近鉄色をさらに強めた大和鉄道は、1948年1067mmから近鉄標準の1435mm(標準軌)への改軌電化を行う。戦中徴用されていた朝鮮中国系の鉱山労働者戦後帰国し石炭の採掘量が減少して入手困難になっていたことへの対策であった。このとき用いられ電車は、大軌製造した旧型車を近鉄から借り受けたものであった1958年には、戦時中に休線となっていた田原本 - 桜井間を正式に廃止している。 1961年近鉄生駒線などを運営していた信貴生駒電鉄合併されるが、その3年後の1964年には信貴生駒電鉄近鉄統合され、旧大和鉄道路線田原本線となった。 現在、田原本線西田原本駅新王寺駅が、近鉄の他線の駅(橿原線田原本駅及び生駒線王寺駅)と離れた位置存在しているのは、この路線が元々別の会社運営する路線であった名残と言える今でも利用者(特に年配の利用者)の中には、同線を「大鉄やまてつ)」と呼ぶ者がいる。

※この「戦後の推移と近鉄への統合」の解説は、「大和鉄道」の解説の一部です。
「戦後の推移と近鉄への統合」を含む「大和鉄道」の記事については、「大和鉄道」の概要を参照ください。

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