成分と形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 05:10 UTC 版)
成分 一般的に、ベニバナやコチニールなどの天然色素を原料とした顔料や、主にタール色素などの合成着色料である色素をワックスなどの油分に溶き、型に入れ固めて作られる。しかし製品としての口紅にはこれらの他にも界面活性剤、酸化防止剤、香料など多数の成分が含まれる。 食器・衣服などに付着すると、口紅の主成分が油分と色素であること、加えて近年の口紅の色持ちを良くさせる成分のために非常に落ちにくい汚れとなる。そのため最近では食器などに付着しにくい性質を謳う製品も多い。 形状 形状はスティック状の物が一般的で、フタを取って1cmほど繰り出し、直接あるいはリップブラシに取って唇に塗布する。また最近はリキッド状(液状)の口紅も発売されており、口紅の発色と、グロスのようなみずみずしいツヤ感を同時に楽しめる。この場合、直に唇に塗布することは不可能なので、別にリップブラシに取るか、内蔵のチップなどで塗布する。
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