慣習的な命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 05:18 UTC 版)
以下に列挙したのは、Linuxディストリビューションでよく使われるデバイスノード名のプレフィックスである。 fd: フロッピーディスク hd: IDE ハードディスクドライブ lp: プリンター par: パラレルポート pt: 擬似端末(仮想端末) s: SCSIデバイス一般。特にハードディスクドライブ。 scd: SCSI 接続の音声用光ディスク装置 sd: SCSI 接続のハードディスク sg: SCSI 接続の汎用装置 sr: SCSI 接続のデータ用光ディスク装置 st: SCSI 接続の磁気テープ tty: (物理)端末 多くの場合、これらプレフィックスの後に特定の機器に対応した固有の番号が付与される。ハードディスクドライブでは、ドライブを特定する番号の後にパーティションを特定する番号が付与される。従って例えば、/dev/sda3はディスク上の領域であり、/dev/pts/14に対応してネットワーク経由の端末セッションがある。 バージョン7以降のFedoraなどのLinuxディストリビューションでは、sdをあらゆるディスクドライブに使っている (libATA)。
※この「慣習的な命名」の解説は、「デバイスファイル」の解説の一部です。
「慣習的な命名」を含む「デバイスファイル」の記事については、「デバイスファイル」の概要を参照ください。
- 慣習的な命名のページへのリンク