慣習的表記法の一部廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 23:48 UTC 版)
「普通学校用諺文綴字法」の記事における「慣習的表記法の一部廃止」の解説
現実の発音に即して、子音字母と母音字母の組合せのうちのいくつかを改めた。 固有語において、舌音字母「ㄷ,ㅌ」と半母音/j/付きの母音字母「ㅑ,ㅕ,ㅛ,ㅠ」の組合せを認めない。すなわち、それまで「댜」などと表記されてきたものは、実際には /자/ と発音されるので、発音と乖離した「댜」のような表記を行わないことにした。 固有語において、「ㅏ」と「ㅑ」、「ㅓ」と「ㅕ」、「ㅗ」と「ㅛ」、「ㅜ」と「ㅠ」の双方がありうるつづりは、「ㅏ、ㅓ、ㅗ、ㅜ」とつづる。具体的には、歯音字母(ㅈ,ㅊ,ㅅなど)において、「쟈,죠」といったつづりを「자,조」などとつづることにした。 ただし、漢字音の表記は従来の慣習的表記法に従ったため、これらの表記法は漢字音の表記には適用されなかった。
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