慈雲寺 (長野県下諏訪町)とは? わかりやすく解説

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慈雲寺 (長野県下諏訪町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 19:50 UTC 版)

慈雲寺
所在地 長野県諏訪郡下諏訪町東町中606
位置 北緯36度04分57.6秒 東経138度05分01.1秒 / 北緯36.082667度 東経138.083639度 / 36.082667; 138.083639座標: 北緯36度04分57.6秒 東経138度05分01.1秒 / 北緯36.082667度 東経138.083639度 / 36.082667; 138.083639
山号 白華山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 十一面観音
創建年 1300年正安2年)
開山 一山一寧
開基 金刺遠江守満貞
正式名 白樺山慈雲寺
札所等 伊那諏訪八十八霊場18番
文化財 梵鐘長野県宝)
法人番号 4100005007943
慈雲寺
慈雲寺 (長野県)
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慈雲寺(じうんじ)は、長野県諏訪郡下諏訪町にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は白華山。本尊十一面千手千眼観音菩薩[1]

歴史

正安2年(1300年)に臨済宗建長寺派の寺院として、諏訪大社下社大祝金刺満貞[2]開基として、一山一寧開山により創建された[3]。一山の跡を雪村友梅が継ぎ、信州の触頭となった名刹であった。武田信玄は七世中興天桂玄長禅師[4]私淑し、寺紋は武田菱である。

文化財

梵鐘応安元年(1368年)の鋳造。総高114cm、口径66.4cm
本堂文化5年(1808年)の再建。立川流棟梁は上諏訪の市蔵。
山門安永8年(1779年)の建立。棟梁は村田長左衛門村田長左衛門。
阿弥陀如来立像 - 木喰の作。高さ112cm。文化4年(1807年)の作。
日根野織部正高吉供養塔諏訪藩の初代藩主、日根野高吉の供養の五輪塔

交通アクセス

寺院周辺

参考文献

外部リンク

関連項目

脚注

  1. ^ 『慈雲寺』 - コトバンク
  2. ^ 『金刺満貞』- 諏訪市博物館・なんでも諏訪百科
  3. ^ 増沢荘一郎監修『諏訪の自然と風土の素描集 版画すわ風物詩』諏訪文化社 1984年(昭和59年)80頁 慈雲寺 参照
  4. ^ 信濃史料』11巻 天文元年(1532年) 540 ~ 672 頁



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