愛宕山装飾横穴古墳とは? わかりやすく解説

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愛宕山装飾横穴古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/03 18:32 UTC 版)

愛宕山横穴墓群」の記事における「愛宕山装飾横穴古墳」の解説

開口している横穴に近いところに土中埋もれて装飾横穴古墳がある。羨道長さ2.5メートル、その下面の幅は1.15メートル玄室はほほ正方形で、壁の幅は入り口から見て手前1.8メートル、奥が1.9メートル、右が1.8メートル、左が1.65メートル。高さは1.4メートルくらいと思われ家形ドーム状である。玄門前に石を積み上げて閉塞したらしい。扉があったのかもしれないが、残っていない。こうした穴の作りは、他の横穴違いはない。 玄室の奥の壁に赤い顔料装飾がある。円や丸に十字文様多数描かれていたが、その配置はばらばらである。副葬品としては、土師器の杯1、刀子1、人骨5体分が見つかり、他に不明鉄製品、須恵器土師器のかけらも見つかった。 この装飾横穴は、7世紀中頃後半のものとされる壁画があることから、横穴作った人々中でも有力な人物葬られたのではないかという推定がある。

※この「愛宕山装飾横穴古墳」の解説は、「愛宕山横穴墓群」の解説の一部です。
「愛宕山装飾横穴古墳」を含む「愛宕山横穴墓群」の記事については、「愛宕山横穴墓群」の概要を参照ください。

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