情報ネット乞食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 05:33 UTC 版)
クリック報酬型広告や成功報酬型広告(アフィリエイト)など広告を掲載したウェブサイトを設置して、一定の閲覧者や利用者を集めようとするものもこのネット乞食の範疇に含める場合がある[要出典]。これは2ちゃんねるなど電子掲示板サイトの発達によるところも大きいが、巨大なインターネットコミュニティサイトはそれだけでも掲載された広告が膨大なプレビュー数になり、これによる広告掲載料も莫大なものになる。 このため単にコミュニティサイトを設置すればすぐさま利用者が増えると考えている、一部の「ネットでぼろ儲け」を目論む者も存在する。ただ、これら投稿者からの情報提供に依存する「情報サイト」を自称するサイトは、運営開始直後は閲覧者にとっては何ら情報を提供するものではなかったり、あるいは他のサイトからコピーないし盗作してきたコンテンツ(著作権の面から見ても問題である)を設置するといった行為で、やはり嫌われる傾向も見られる。 特に2000年代より成功報酬型広告で高額収入を得ている人気サイト管理者の個人が各種メディアで紹介されると、これの方法論を示した書籍を参考に模倣する者も出て、電子掲示板などに広告リンクを設置したりする迷惑行為に及ぶケースもあり、掲示板利用者から「アフィリエイト乞食」などと呼ばれ忌避されている。多くのネットコミュニティ上では「広告お断り」がネチケットないし共通認識として存在し、こういった広告は排除される傾向も見られる。
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