悲運の将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:00 UTC 版)
武帝の時代には、武帝に彼を薦める者が多かったため衛尉に昇進した。武帝が馬邑に匈奴を誘い出して攻撃しようとした際には、驍騎将軍として従軍するが功績はなかった。紀元前129年には匈奴との戦いに敗れて捕虜となった。その後、脱出して長安に戻ったが、罪を問われ平民に落とされた。のち、右北平太守に復帰、郎中令に遷った。 しばしば匈奴と戦うがよい戦果を得られず、紀元前119年の匈奴攻撃の時には李広は高齢を理由に外されそうになった。李広はこれに猛抗議してようやく参戦が許された。しかし、前将軍であったのが、武帝の密命を受けた大将軍衛青によって搦手の軍に回された。李広は不服であったがそれに従って別方面から進軍したが、たまたま道案内がいなかったため、道に迷って匈奴との戦いに遅れてしまった。衛青がそのことに対しての報告書を出そうと李広の部下を詰問したところで、李広は思わず、 「わしは成人してからこのかた匈奴と大小七十数回戦った。今回幸運にも衛青大将軍に従って単于の兵と戦える機会に恵まれながら、大将軍の衛青がわしを後方の部隊に回したため道に迷って遠回りをする羽目になった。これが天命でなくてなんであろうか!」 と叫び、そのまま自刎した。これを聞いた李広の配下の将校はもちろん、民衆も李広の死を聞いて老若男女の区別なく涙したという。
※この「悲運の将」の解説は、「李広」の解説の一部です。
「悲運の将」を含む「李広」の記事については、「李広」の概要を参照ください。
悲運の将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 16:53 UTC 版)
「北斗の拳 (ファミリーコンピュータ)」の記事における「悲運の将」の解説
裏南斗六星最後の将。ユリアの妹。ケンシロウの眠る水晶殿の場所を知っているがガルグにより記憶を封じられている。協力的で記憶がよみがえると主人公達に水晶殿へと進むために必要な慈母の星を授けてくれる。
※この「悲運の将」の解説は、「北斗の拳 (ファミリーコンピュータ)」の解説の一部です。
「悲運の将」を含む「北斗の拳 (ファミリーコンピュータ)」の記事については、「北斗の拳 (ファミリーコンピュータ)」の概要を参照ください。
- 悲運の将のページへのリンク