急行「いぶり」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 19:46 UTC 版)
胆振線には、札幌発着で循環運転を行う準急・急行「いぶり」が運行されていた(千歳線 - 室蘭本線 - 胆振線 - 函館本線経由、キハ22形気動車を使用)。 1962年10月1日 臨時の準急列車として内回り便(札幌→倶知安→伊達紋別→札幌の方向)のみが設定される(単行で、土曜・日曜日のみの運行)。 1963年10月1日 内回り便が定期化される。外回り便(札幌→伊達紋別→倶知安→札幌の方向)の運転を開始。この当時は、準急「えりも」(札幌 - 様似)、準急「ちとせ」(札幌 - 室蘭)と併結して札幌を出発し、札幌 - 苫小牧が3階建て列車、苫小牧 - 東室蘭が2階建て列車、そして「いぶり」単独で胆振線通過後、倶知安 - 札幌が準急「ニセコ」(蘭越・岩内 - 札幌)と連結された2階建て(小沢 - 札幌は3階建て)列車として運転されていた。 1965年10月 「ちとせ」「えりも」に加え、札幌 - 伊達紋別で準急「とうや」(札幌 - 洞爺)との連結を開始。札幌 - 苫小牧は4階建て、苫小牧 - 東室蘭は3階建て、東室蘭 - 伊達紋別は2階建てとなる。 1966年3月5日 急行に格上げ。 1967年10月 倶知安 - 札幌にて連結する相手が「ニセコ」から「らいでん」に変更されるが、運転区間はそれまで通り。 1972年3月 「とうや」が「ちとせ」に改称されるが、運転区間はそれまで通り。 1980年10月1日 廃止。 廃止時の停車駅は以下の通りであった。 札幌駅 - 千歳駅 - 苫小牧駅 - 白老駅 - 登別駅 - 東室蘭駅 - 本輪西駅 - 伊達紋別駅 - 壮瞥駅 - 久保内駅 - 蟠渓駅 - 北湯沢駅 - 新大滝駅 - 御園駅 - 喜茂別駅 - 京極駅 - 倶知安駅 - 小沢駅 - 余市駅 - 小樽駅 - 札幌駅
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