忠武公李舜臣 (駆逐艦)とは? わかりやすく解説

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忠武公李舜臣 (駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 00:41 UTC 版)

忠武公李舜臣
基本情報
建造所 大宇造船海洋
運用者  大韓民国海軍
艦種 駆逐艦
級名 李舜臣級
艦歴
起工 2001年
進水 2002年5月15日
就役 2003年11月30日
要目
基準排水量 4,400トン
満載排水量 5,500トン
全長 154.4m
最大幅 16.9 m
吃水 4.3m
機関 CODOG方式
主機MTU 20V956 TB92
 ディーゼルエンジン×2基
LM2500
 ガスタービンエンジン×2基
推進 スクリュープロペラ×2軸
出力 ディーゼル8,000馬力
ガスタービン58,200馬力
速力 29ノット
航続距離 4,000海里 (18kt巡航時)
乗員 200名 (士官18名)
兵装62口径127mm単装砲×1基
ゴールキーパーCIWS×1基
Mk.41 VLS×32セル
RAM近SAM 21連装発射機×1基
SSM 4連装発射筒×2基
3連装短魚雷発射管×2基
搭載機 リンクス哨戒ヘリコプター×2機
C4ISTAR KNTDSリンク 11
SSCS Mk.7WDS Mk.14
レーダーAN/SPS-49(v)5 対空捜索用基
MW-08 低空警戒・対水上捜索用
・DTR-92 航法用
STIR-240 射撃指揮用×2基
ソナーDSQS-21BZ 艦底装備式
・SQR-220K 曳航式
電子戦
対抗手段
・SLQ-200(v)5K電波探知妨害装置
・DAGAIE Mk.2 デコイ発射機×4基
・SLQ-260K 対魚雷デコイ装置
AN/SLQ-25 対魚雷デコイ装置
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忠武公李舜臣(チュンムゴン・イ・スンシン、日本語読み:ちゅうぶこう・り しゅんしん、朝鮮語: 충무공 이순신ラテン文字Chungmugong Yi Sun-sin, DDH-975)は、大韓民国海軍駆逐艦李舜臣級駆逐艦の1番艦。艦名は李舜臣に由来する。

艦歴

「忠武公李舜臣」は、KDX-IIに基づく4,400トン級駆逐艦として大宇造船海洋で建造され、2002年5月15日進水、2003年11月30日に就役した。

2004年リムパック2004に参加。

2009年11月20日ソマリア沖の海賊対策の為の清海部隊第3次隊として釜山作戦基地を出港し、アデン湾へ向かう。途中、12月はじめ頃にマレーシアで開催される防衛機器の展示会のために「LPH-6111 独島」と共に寄港する予定[1]。今回から新たに警備強化のために海兵隊将兵8名が加わった[2]

12月21日オマーンサラーラ港に到着し第2次隊と交代し12月23日から護衛任務を開始する[3]2010年4月5日朝、インド洋上にて海賊に乗っとられたタンカー「サムホ・ドリーム」の救出に向かうため全速力で追跡を開始する。海賊の母港に到着する前に接触し、海運会社による説得交渉を支援するため艦載ヘリコプターなどで圧力を加えるとされる。これまでは船舶の警護や接近する不審船の臨検・制圧が主体であったが、乗っ取られた船舶の救出を行うのはこれが初めて[4]2010年5月20日に帰港する。

2011年4月5日清海部隊第7次隊として2度目のソマリア沖・アデン湾への派遣、5月から護衛任務を開始する[5]

脚注




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