志氐神社とは? わかりやすく解説

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志氐神社

読み方:シデジンジャ(shidejinja)

教団 神社本庁

所在 三重県四日市市

祭神 気吹戸主神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

志氐神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 01:04 UTC 版)

志氐神社
所在地 三重県四日市市大宮町14-6
位置 北緯34度59分27.5秒 東経136度37分58.6秒 / 北緯34.990972度 東経136.632944度 / 34.990972; 136.632944 (志氐神社)座標: 北緯34度59分27.5秒 東経136度37分58.6秒 / 北緯34.990972度 東経136.632944度 / 34.990972; 136.632944 (志氐神社)
主祭神 気吹戸主神ほか
社格 式内社、旧県社
創建 不明
地図
志氐神社
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拝殿

志氐神社(しでじんじゃ)は三重県四日市市羽津地区大宮町に立地する古墳跡地の神社。神紋は十六弁菊である。

由緒

延喜式内社。社記に垂仁天皇の時代の創建を記す。志氐(漢字表記では「氏」の下の部分に「一」の文字があり)「シデ」とは御幣の意味である。桑名より鈴鹿の忍山宮への遷幸の路次に当っている為である。また天武天皇壬申の乱に際し、吉野より鈴鹿を経て、朝明郡迹太川辺にて伊勢神宮を望拝した時、木綿取垂て大御身の禊をなしたところとする。祭神は風の神の気吹戸主神イザナミイザナギなどである。古墳跡地に立地している。[1]

付近に羽津城(赤堀氏一族の羽津氏支配地)跡地と志氐神社古墳の史跡、伊勢神宮がある。明治神宮の拝殿施設もある。須賀社など羽津村と八幡村と吉沢村と別名村など近隣神社を合祀した。[2] 明治6年に郷社に万古焼が奉納された昭和6年に三重県の県社に指定される。[3]羽津村の森氏江戸時代から昭和初期の神主であった。妻恋稲荷神社が神社境内にあり日本武尊弟橘媛命夫妻の恋愛及び縁結び関係の神社である。

志氐神社古墳

志氐神社古墳

四日市市内唯一の前方後円墳嘉永年間(1852年)の発掘でガラス品など副葬品が発見された。神社拡張工事で前方部の古墳部分は削除された。四日市市指定史跡。

妻恋稲荷神社

妻恋稲荷神社

嘉永6年(1853年)に創建された。徳川家康源頼義が信仰した江戸妻恋神社を分霊した。

神社の近代化

明治時代末期に長谷神社など多数の羽津村内の他社を合祀。大正時代(大正12年)に、在郷軍人会の除雪記念碑が入口付近に設置。[4]

関連項目

最寄り駅

脚注

  1. ^ 三重県神社誌382ページ
  2. ^ 三重県神社誌383ページ
  3. ^ はづ神社特集四日市市合併記念誌3冊目58ページ
  4. ^ はづ神社特集四日市市合併記念誌3冊目71ページ

参考文献

  • 『三重県神社誌』四日市市の項目の記述の382ページと383ページ。
  • はづ神社特集四日市市合併記念誌3冊目

志氐神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 08:27 UTC 版)

羽津地区」の記事における「志氐神社」の解説

志氐神社は祭神気吹戸主神など古代権力者祖先霊と風の神仏である。弟橘比売命恋愛ご利益があるとされる境内分社がある。4世紀築造された前方後円墳の志氐神社古墳跡地である。

※この「志氐神社」の解説は、「羽津地区」の解説の一部です。
「志氐神社」を含む「羽津地区」の記事については、「羽津地区」の概要を参照ください。

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