心の科学へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 20:12 UTC 版)
1999年、ホーガンは『科学の終焉』の続編となる『続・科学の終焉―未知なる心』(The Undiscovered Mind: How the Human Brain Defies Replication, Medication and Explanation)を出版した。この『続』では、神経科学、精神分析、精神薬理学、進化心理学、行動遺伝学、人工知能研究などの心と関連する研究分野について扱った。2003年の著書『科学を捨て、神秘へと向かう理性』(Rational Mysticism) では、様々な科学者や神秘主義者へのインタビューを介しながら、「科学とスピリチュアリティ」や「科学と宗教」の間の関係について書いた。 2005年、ホーガンはアメリカのニュージャージー州にあるスティーブンス技術研究所(英語版)の科学執筆センター(Center for Science Writings, CSW)のセンター長となる。CSWは著名な科学コミュニケーターが登壇する講演会を開催し、ハーバードの心理学者スティーブン・ピンカー、プリンストンの生物学者リー・シルバー(英語版)、デュークの哲学者オーウェン・フラナガン(英語版)、ニューヨーク・タイムズのレポーターアンドリュー・レブキン(英語版)などが講演した。2006年、CSWは環境をテーマとした優れた本に送るグリーン・ブック賞(Green Book Award)を創設。第一回の賞はThe Creationを執筆した生物学者E.O.ウィルソンに送られた。
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