復元レプリカ等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:52 UTC 版)
「ファルマン III」の記事における「復元レプリカ等」の解説
実物大レプリカ - 成田国際空港A滑走路の南端にほど近い航空科学博物館には、「日本で最初に飛んだ飛行機」として実物大復元模型がエントランスホール上に吊り下げ展示されている。香港のチェックラップコク空港(香港国際空港)には、(日本と同年式)1910年式ファルマン機のレプリカがある。1911年(明治44年)3月18日に沙田においてベルギーの飛行家チャールズ・ヴァン・デン・ボーン(en:Charles Van den Born)によって飛行が行われ、これが香港での最初の動力飛行とされている。ただし、現地ではこのヴァンデンボーンの機体はFarman IVと記述されていることが多い。日本の「ファルマン号」と比較すると、尾翼が"エ"型("I"-tail)であるなど、細部の特徴はブリストル ボックスカイトにより近い。なおこのレプリカは、1997年(平成9年)11月15日に実際に飛行した。 1/2復元機 - 個人彫刻家により1/2復元機が製作され、2003年頃ブレリオXI-2 bis型単葉機のものとともに、所沢航空記念公園内に展示された。その後この機体は同市教育委員会に寄贈され、2011年1月-6月まで同市市役所庁舎に展示されている。 1/4復元機 - 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の企画展「渋谷で飛行機が飛んだ」には、当機の1/4復元機が関連資料とともに展示された(2010年(平成22年)10月2日-2011年(平成23年)1月10日)。 1/48模型機 - 当機のプラモデルキットは旧パイロ社製のものなど数種が市販されていた。これらは再発売されていないため、現在は入手不可となっている。
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