後置フラッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 02:28 UTC 版)
後置フラッグは潜水艦に適用された。「H」と「L」のイギリス潜水艦およびイギリスに移管された若干のアメリカ潜水艦には名前が付けられず、記号番号で呼ばれた。この場合、ペナント・ナンバーは単純にその記号番号の逆とされた(すなわち、「L24」のペナント・ナンバーは「24L」だった)。戦前の写真では船体にはペナント・ナンバーがそのまま描かれているが、戦時中の写真は、後置フラッグがあたかも前置フラッグであるかのように倒置して描かれる傾向があることを示している。後置フラッグの「U」は、味方の船とナチス・ドイツのUボートを混同しないようにという明白な理由から使われず、同様の理由で「V」も使用されなかった。後置フラッグの場合は00から10、13、そして下1桁が0の番号は割り当てられなかった。 C (沿岸("Coastal")の頭文字) — U級(戦前の建造艦) F (艦隊("Fleet")の頭文字) — リバー級 H — H級 L — L級 M (機雷敷設("Minelayer")の頭文字) — グランパス級 P — O級、P級31P— U級(戦時中建造艦)、V級 211P から 299P — S級(戦時中建造艦) 311P から 399P— T級 411P から 499P— A級 511P から 599P— アメリカ海軍からのレンドリース艦 611P から 699P— 外国艦の徴発 711P から 799P— 敵国の捕獲潜水艦 R — R級 S — S級(戦前の建造艦) T — T級(戦前の建造艦)
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