後続のバンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:55 UTC 版)
それから、スラッジメタルはアメリカ合衆国南部や東部へと広がりを見せた。 ホセ・カルロス・サントスは、イギリスのバンドIron Monkeyが1997年に出したファーストアルバムにインパクトを受け、視点が様変わりしたと書いている。 同時発生的だったのかどうかはわからないが、スラッジの水門は世界中へと開け放たれたようだ。この10年のうちに、言及するに値するような国ならどこででも、小さなスラッジ・シーンを見つけることができるようになった —。 日本のバンドのCorruptedやアメリカのバンドDump Numbers、Lair of the MinotaurやOld Man Gloomなどが例としてあげられる。また、ジョージア州はマストドン、バロネス、ブラックタスクやKylesaなど、新しい世代のスラッジバンドを排出する地域として著名になった。 1990年代後期になると、多くのスラッジバンドがポストロックの要素を取り入れ始める。このようなポストロックとスラッジのクロスオーヴァーを試したバンドは、1990年代初期から中期にかけてのニューロシスの実験的な音楽性から多大な影響を受けており、代表的なものにはアイシス、Cult of LunaやPelicanなどがいる。
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