弥平とうがらし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 02:50 UTC 版)
現在から150年以上前に木田弥平が美濃から下田に持ち込んだとされている。 湖南市下田地区では、弥平とうがらしと呼ばれる唐辛子が栽培されている。長さは約4~5cmほどで、辛さを表す単位のスコヴィル値はタバスコや鷹の爪を大幅に上回る10万スコヴィルと非常に辛いが、甘みや芳醇な香りもあり、外皮の糖度は11.5に達する。下田の土壌で育てることによって、鮮やかなオレンジ色の見た目になったといわれる。 木田弥平の子孫が、いわれについてホームページに掲載[要出典]。 かつては地域内で、下田なすと一緒に漬物にされるなどして食されていたが、近年はインターネットを通じて全国に流通し、利用法も一味唐辛子やチリソース、ラー油など多様化している。 2011年、一般社団法人湖南市観光協会により栽培や加工販売が紹介され、下田地区外では無名であった弥平とうがらしの名前が全国に広まるきっかけとなった。 2014年には関西テレビ放送のFNNスーパーニュースアンカーの取材を受けた。 2020年3月11日、弥平とうがらしの食材・食文化の継承と保存活動を行う、弥平とうがらし保存会が設立された。
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