弥弥古麗(みみくり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:27 UTC 版)
阿史那隼に朔州攻略の褒賞として贈られた、回紇族の少女。隼の命令で犯され殺されるところを隼の捕虜となった長歌に庇われ、表向きは長歌に仕える奴隷として、裏では長歌を女性と知る友人として過ごすことになる。金髪碧眼の美少女で、長歌からは回紇族で金髪だった母の面影を重ねられている。元は回紇系の小部族の長の娘で、働き者で面倒見が良く、女性の自覚がない長歌をたびたび諌める。実は弟の命と部族の再興を引き換えに、建成姫の命を受け阿史那隼の下へ送られた密偵。しかし命の恩人とも言える長歌への友誼は本物であり、密偵としての使命との板挟みになって苦しんでいた。
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