建造の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 10:31 UTC 版)
ANTARESの建造は最初の糸が配備されてから2年後の2008年5月30日に完了した。初期試験は2000年に開始した。地震計のような検出器に間接的に関連する機器は2005年に配備された。最初の光電子増倍管の糸は2006年2月に設置された。2006年9月に2本目の接続に成功した。3、4、5本目のラインは2006年末に配備され、2007年1月に接続された。これによってAntaresが(バイカルニュートリノ望遠鏡を追い抜いて)北半球最大のニュートリノ望遠鏡となる重要な一歩であった。6、7、8、9、10本目のラインは2007年3月から11月初旬までの間に配備され、2007年12月および2008年1月に接続された。2008年5月から完成した12本の配置で稼働している。 検出器の配備、接続はフランス海洋研究所IFREMERとの協力により、現在は無人潜水機ROV、過去の作業では潜水艇ノティールを用いて行われた。
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