広域漁業調整委員会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 22:23 UTC 版)
「漁業調整委員会」の記事における「広域漁業調整委員会」の解説
広域漁業調整委員会は、都道府県の区域を越えた広域的な問題を処理するために、全国を太平洋、日本海・九州西、瀬戸内海の3ブロックに分けて、設置される(同152条)。農林水産大臣の監督に属する(同134条2項)。水産庁の特別の機関である(農林水産省設置法33条)。 3つの広域漁業調整委員会はそれぞれ、関係海区より各都道府県ごとに1名ずつ互選で選出される委員と、農林水産大臣が選任する学識経験委員(3人)から構成される。また、太平洋広域漁業調整委員会と日本海・九州西広域漁業調整委員会はそれに加えて、海区の単位を超えて漁業をおこなう者を関係漁業者代表として、農林水産大臣が選任する(漁業法153条)。以下、各広域漁業調整委員会の構成は以下のとおり。 太平洋広域漁業調整委員会(28人) : 関係海区・都道県の互選委員18人、関係漁業者代表委員7人、学識経験委員3人。 日本海・九州西広域漁業調整委員会(29人) : 関係海区・道府県の互選委員19人、関係漁業者代表委員7人、学識経験委員3人。 瀬戸内海広域漁業調整委員会(14人) : 関係海区・府県の互選委員11人、学識経験委員3人。
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